岐阜県経営者協会

会長挨拶

ご挨拶2026年6月10日


会長  林 敬治
㈱大垣共立銀行
取締役頭取

 当協会は、創立以来、企業経営における「人」の問題を不易のテーマとして活動してまいりました。2026年度もこの考え方に変わりはありませんが、AIが急速に進歩・普及し、「人」の果たすべき役割が大きく変化する中においても、「人材の確保・育成・定着」は重要な経営課題の一つです。多様な人材の労働参加による「量」の確保と、働き手の能力開発・スキルアップを通じた活躍促進による「質」の向上の両面からのアプローチが重要であると考え、会員企業のニーズに沿った支援を行ってまいります。

また、SDGsやDXに加えて、構造的な賃金の引上げと分厚い中間層の形成など、社会的課題についても啓発活動に取り組んでまいります。 具体的には、前記のような基本的な考え方に沿って、次の二項目を重点取組事項として活動してまいります。



1.人材確保・育成・定着への取組

  • 就職活動の早期化に対応し、採用活動の流れをインターンシップを始点とした採用支援体制に強化する。大学、高校と連携したキャリア教育を通して企業の採用支援を行う。
    地元に定着して活躍し続ける人材確保と、県外からの新たな人材の流れを創出するため、行政、教育機関等との連携を強化し、多様な人材の確保を支援する。
  • AIの普及等、企業を取り巻く環境の変化に柔軟に対応できる人材育成を支援する。
    多様な企業ニーズに応じ登録講師の充実を図り、企業の人材育成を支援する。

2.社会経済変化への取組

  • 企業の賃金引上げを支援する為、行政の支援策や県内企業の賃金引上げ水準等の情報提供を行う。
  • サスティナブルな資本主義に向けた好循環を実現するため、SDGs、DX、GXなどの社会課題への取組について啓発活動を推進する。
  • AIを活用しながら、人とデジタルの業務分担による労働生産性の向上を啓発する。